所信表明1:ひがしゆうじの音楽

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ここではひがしゆうじの音楽は一体どういうものか、自分で自分とも向き合うつもりで考えてみたいと思います。

まずこれだけは言えるのは、ひがしゆうじの音楽は、応援してくださいと放っているにも関わらず、非常に自己満足的であるということであります。ひがしゆうじが放つ音楽は、聴きやすいメロディーを持つわけでもなく、音楽的に複雑な技巧を用いているわけでもなく、特別美しく染み渡るような歌詞を多く持つわけでもありません。つまりひがしゆうじ自体がコンセプト的に非常に不安定で、無責任ということであると思います。
しかしながら、多くの表現者の方に倣い、ひがしゆうじの楽曲には嘘はありません。そして曲によって様々ながら、大なり小なりのエゴを含ませています。そのエゴに一体どれだけの人が共感して頂けるか、あるいはどれだけ反発していただけるかがひがしゆうじの勝負どころであると考えています。

ひがしゆうじは、かつて絵の世界に行きたいと考えていました。一生懸命ドラゴンボールとるろうに剣心を読んで、こんなキャラクターが居たらいいな、こんなストーリーが読みたいな、と考えていました。それが段々と音楽の方に心が動いていきました。居心地が良かったのでしょう。ひがしゆうじが音楽をやる理由はそれだけです。 ひょっとしたら、いづれ新しい居心地のいい場所を見つけそちらに移るかもしれません。スポーツトレーナーかもしれないし、営業マンかもしれないし、とび職かもしれないし。そんな点も非常に無責任です。

ひとつだけ揺ぎ無いコンセプトがあるとすれば、『まるで下手糞な落書きを書く子供のように』でしょうか。
一生懸命、自分が楽しいから、人がどう思おうが書くには書くんです。でもそれが何とも評価に困る。額に飾ってくれる人もいるかもしれないし、もう一回見てみようかなという変わり者の方も居るかもしれないし、落書きは落書きと切り捨てられるかもしれないし(笑)。でもなんだか落書きのような、そんな歌を歌えるように、今は無性になりたいと思っています。

もしもそんな落書きに興味を持っていただけたら、路上やライブハウスに足を運んで見てください。
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